11月14日にセレガ、ガーラのフェンダー点検を行いました(^。^)

皆様こんにちは\(^o^)/
いつも弊社HP・インスタグラム・FBをご覧くださりありがとうございます。

今回は11月14日に行った、フェンダー点検の内容を書こうと思います。

最近弊社HPをご覧になられた方から「整備の話面白かったです!!」という嬉しいお言葉をいただきまして、整備の記事もボリューム持たせようと思った次第です笑

今回使用する道具はこちら

毛先の長いナイロンブラシと豚毛のブラシです。
通常はナイロンで揃えるところですが、私は豚毛を使います。
理由は後ほど笑

バスのリアフェンダーです。
今回は時間が経って開閉しづらくなったフェンダーのメンテナンスをします。
この作業をなぜしなければならないかというと、雪国に行きタイヤチェーンをまかなければならない状況になったときにフェンダーを開けて作業をする場合があります。
もちろんこれだけフェンダーとタイヤの空間があればフェンダーを開けずに作業することもできるのですが、「寒い、視界が悪い、チェーンが重くてタイヤにチェーンがうまくかからない」という悪状況になったときフェンダーを開けて作業するほうがずっと効率よく、体力の消耗を防げます(^○^)

フェンダー開閉のボタンです。
ここを押してフェンダーのロックを解除するのですが、硬すぎて押せないwww

裏側を見てみると

こうなっています。
この大きな爪でロックしていまして、この爪がボタンを押しても動かなくなるんですね。

そこでこうします

マイナスドライバーを刺して、こじ開けます。
マイナスドライバーの種類は普通のではなく貫通ドライバーのような頑丈なものが良いです。
注意点としてはいきなりガンガン刺すのではなく、少しづつゆっくりやります。
ガンガンやると爪が曲がってしまいます笑

開きました!

わかりにくいですが、かなり汚れていますね。
しかも爪が戻らない(-_-;)

ダンパーの付け根も汚れていますね。

この汚れをパーツクリーナーをかけてナイロンブラシで汚れを落とします。

これくらい落ちていれば問題ないです(^○^)
ボタンも軽くなり、爪がちゃんと元に戻るようになりました。
しっかり油を吹きかけておきます。

汚れたダンパーの付け根もしっかり汚れを落とし、注油します。

もちろんですが、ダンパー本体にも注油します。
後、ダンパーのアウターチューブに注油するのを忘れてはいけませんね(´∀`)

タイヤハウスの隣にはショックアブソーバーがあります。
ついでなのでブッシュに油を吹きかけておきましょう。
ブッシュにヒビ入ってる笑

さてついでにフロントフェンダーもやっておくことにします。
フロントフェンダーはリアフェンダーのように複雑にはなっていないので作業が楽です\(^o^)/

チョウネジでおさえられています。
固くて回らないので、プライヤーを使って回します。

ネジを取ると

こんな具合になります。
汚れていますね、ネジ山まで汚れているのがよく見なくてもわかります笑

フェンダーを開くとこんな感じです。
ボディ側の汚れは乾いたたわし等で汚れを落とすくらいでよいと思います。

早速ネジ山の掃除から始めましょう(^。^)

ここで必要になるのが豚毛のブラシです。

こんな風にして掃除します。
冒頭で省略した理由ですが、ナイロンブラシだと毛が固くて溝に入り憎いんですね。
もう一つの理由は奥まで入ってくれないという理由です。
この2つの理由で私は豚毛のブラシを使っています。

次に外したネジです。

かなり汚れています。
ネジの先に汚れが付いている、ということは見えない奥の方も汚れているということですねw
パーツクリーナーをかけまくって汚れを落とします。

だいぶ落ちましたが、まだまだ。
若干の錆が出ていますね、真鍮ブラシで落とします。

このくらい落ちれば問題ないでしょう。

もちろんのことですが、スプリングワッシャーとワッシャーも綺麗にします。
この後は油をたっぷりかけます。

続いて上の方の掃除をします。

ボディ側側面とヒンジの汚れを落とし、油を吹きかけます。
後、フェンダーの稼働部分にも注油するのを忘れてはいけませんね笑

この時の注意点は汚れと吹いた油が下に落ちるので、タイヤに新聞紙とウェスをかけます。

こんな感じに(^。^)

最後にチョウネジに注油して元に戻せば完了です\(^o^)/

念のために接触部分にも油を拭いておきます。

後は同じ要領で反対側とガーラも点検しておきました。

                                                   N・I