2021年11月4日、5日に毎年ご利用してくださるお客様をお乗せして1泊2日で福島方面へ行ってきました( ^ω^ )
今回はお客様が車庫からご乗車されるということで早めに出勤し点呼と点検を済ませました。
この時期、昼間は暖かいですが明け方は寒いので徒歩でいらっしゃるお客様が車内で温まれるように早めにエンジンをかけておきました。
出発10分前にお客様がいらっしゃりご挨拶をしてバスは出発しました。
谷はないけど山を越え、お客様が待つ配車場所へ到着。
コロナウィルスの影響で昨年は中止になってしまいましたからお客様方も久しぶりのご旅行でテンション上がっていました(^◇^)
全員お揃いになり、バスは福島県へ向けて出発です!
さて、1日目の行程は
配車地ー首都高・東北道ーお菓子の城-南湖公園ー会津東山温泉
という行程です。
1日目
朝から車内はお客様の賑やかなお声であふれていました笑
添乗員さんも30年からのお付き合いのあるお客様なので、マイクで業務的に話すなんてことはなく普通に世間話をしておりました笑
湾岸幕張PAで休憩をお取りして、若干の渋滞に巻き込まれ東北道に接続、羽生SAで休憩をして那須I・Cで下りました。
I・Cを下りて間もなくして昼食場所の「お菓子の城」に到着しました。
昼食にはちょっと早い時間でしたが、朝が早かったので問題ないようでした笑
カスタードクリームがたっぷり入った栃木県推奨銘菓「御用邸の月」というお菓子が名物のお菓子の城。
1日目の昼食はこちらで「ちらし寿司膳」を召し上がっていただきました。
食事とお買い物をされ、バスは白河にある南湖公園へ向かいました。
紅葉がいい感じだと伺っていたので楽しみでしたね。
出発してさほど時間はかからずに目的地に到着しました。
南湖公園の入口付近です。
お天気も良く光量も十分で、もみじのしっかり色が出ていました。
さて今回は、この南湖公園に紅葉観賞だけに来たわけではなく、公園内にある茶室で「お茶会」も楽しんでいただけるようにいたしました。
お客様と一緒に向かい、玄関から入ってみると
とても綺麗で明るい。
茶室に入ってみると、窓から池が見え、灯篭が浮かせてあり奥にちょっとした滝も見えました。
皆様に着席していただき、しばらくするとお抹茶と和菓子がやってきました。
WB間違えたっ!(T_T)
見ているだけで心が落ち着いてきますね笑
興味本位でお抹茶の高さにカメラを合わせてお庭を見てみると
皆様にお茶会を楽しんでいただいた後は、庭園を自由にお散歩していただきました。
しばらくしてお客様がお戻りになられました。
全員お揃いになり、早めですが会津東山温泉へと向かいました。
再び東北自動車道に入り、磐越道に接続しました。
せっかくお天気が良く、福島まできているのだからと磐梯熱海I・Cで一般道に下りて猪苗代湖を眺めながら走って行きました(^^♪
走っていると段々日が暮れてきました。
この時期になると暗くなるのが早い。
会津東山温泉「原瀧」さんに到着です。
辺りがすっかり暗くなり、程よく寒いので温泉に気分よく入れます( ^ω^ )
私もバスの掃除をして点呼・点検を済ませてお宿へ入りました。
お腹が空いたので温泉に入る前に食事をしに行きました。
この日の私の晩御飯です。
少ないように見えますが、原瀧さんはハーフバイキングというスタイルなのでお膳にある程度お料理が出ています。
お膳の料理をいただく前にバイキングに向かう私(^◇^)
パッと見て分量が足りないという確信がありました。
取ってくるものすべて大盛り!
色んな種類がありました。
写真も撮ったのですが、三脚を立てずに撮ったのでブレた写真ばかりでした(T_T)
会津地方に来たらこれを食べずに帰ってはいけない・・・郷土料理の「こづゆ」。
変わらず食べやすく、お味も濃くなく品あるお味(^◇^)
お腹いっぱいになり部屋に戻り温泉でしっかり温まり、次の日のお天気を心配しながら床につきました。
2日目
2日目になりました。
雨は降っていませんでしたが、どんより雲で若干暗い朝でした。
東山温泉・・・寒い。
早めに駐車場へ行き、車内を温めるために早めにエンジンをかけて長めの暖機運転をしていました。
バスを玄関前に着けて、時間があるので外の景色を撮影してきました。
出発時間が近くなり、お客様がロビーにお集まりになってきました。
原瀧のスタッフさんに見送られながら、皆様お揃いになったのでバスは出発しました。
この日最初に向かったのは今回のご旅行のメイン「霧幻峡」でした。
1区間磐越道を走り、霧幻峡にはお手洗いがありませんので「道の駅 みしま宿」にお寄りしてすぐ出発。
ほどなくして到着しました。
心配していたお天気は快晴になりました!(^◇^)
今回霧幻峡に来たのは船に乗って景色を鑑賞していただこうというものでした。
霧幻峡の渡しというものです。
快晴、無風、水面穏やか( ^ω^ )
今では珍しい「木造船」へご乗船していただき出航いたしました。
手漕ぎの木造船は「ギーコギーコ」と音を立てながら、ゆったりと景観の良い静寂な中を進んで行きました。
途中途中で船頭さんのお話がお客様の気持ちを上げてくれました。
今回のコースはハイキングが含まれないので短縮コース、ある程度進むと折り返しになります。
段々と船着き場が近づき、そして着岸。
皆様に喜んでいただけて何よりでした(^O^)/
ついでに以前霧幻峡に行った時の写真も載せておきます。
こういう木造船に乗船しました。
船頭さんに「FRPを一切使わないで木造船を作れる職人さんってまだいらっしゃるんですか?」と質問すると「お一人だけいらっしゃるんですよ」という回答。
かなり貴重なお方!
職人さんありがとうごさいます!
あなたのおかげで霧幻峡で感動しております!(^◇^)
霧幻峡の船着き場の近くにはとてもローカルな駅があります。
「早戸」という駅です。
年季の入った看板に比較的新しい待合所、駅の漢字が古い方の「驛」と書いてありました。
タイミングよく只見線の電車がやってきたのでもちろん撮影しました笑
さて話を戻しまして、皆様「寒いわ」とおっしゃりながらバスにお戻りになられました。
私も乗船したので前もって車内を温めておくことはできなかったので、急いでエンジンをかけて則暖房を入れました( ◠‿◠ )
船頭さんのお見送りに手を振りながら後にして、先ほどお寄りした「道の駅 みしま宿」に再びやってまいりました。
この道の駅に車を止めて少し歩くと只見線の絶景スポットがあります。
みしま宿から歩いて登って5分くらい。
価値はあると思います。
道の駅 みしま宿を後にして昼食にはまだちょっと早いので「円蔵寺」でこれまた紅葉を見に行きました。
良い感じの紅葉。
少し歩いてお寺の屋根を奥にして撮れそうなところがあったのでそこでも1枚。
紅葉を見ながらご参拝を終えたお客様がお戻りになられて、バスは昼食場所へむかいました。
円蔵寺からすぐのところにある「道の駅 会津柳津」、こちらで新蕎麦の昼食を召し上がっていただきました。
大きな赤べこが「いらっしゃいませぇ~♪」と言ってくれているような気になりました笑
なんせ柳津は赤べこ発祥の地ですもんね。
さっぱりとした十割そばを良く合うそばつゆに少し浸してすすると「つるっ」と口に入ってきます。
サクサクほかほかの天ぷら、小鉢と炊き込みご飯もついてちょうど良い分量♪
食事を食べ終えた私は時間があったので紅葉とバスの写真を撮って時間を潰していました。
昼食とお買い物を終えたお客様がお戻りになられました。
今回の行程はこれで終了でした。
福島から千葉は結構遠いので、この後再び磐越道に入り東北自動車道へ接続、那須高原SAにお寄りしてひたすら走っているときに車内を見ると皆様スヤスヤとお休みになられていました。
久しぶりのご旅行で寒い中船に乗り、歩いて絶景を見て、温かいバスの中で日が暮れる頃になれば疲れが出てくるのでしょうね( ^ω^ )
渋滞もなく降車地へ近づくと皆様回復したようで、到着した後元気に帰路に着かれました。
また来年もご利用くださいね。
N・I